#088 旧室という人のこと

宝暦の頃まで俳諧の宗匠をしていた旧室(※奇行で有名。天狗坊とも号した)という人は、並はずれて背の高い異相の持ち主であり、数々の逸話を残している。欲心は少しもなく、わずかばかりの衣服もその場の盛り上がりによっては脱いで人に与えることなどもたびたびであった。 “#088 旧室という人のこと” の続きを読む