光胤卿は和歌の聖との名声も高いお方である。宝暦の頃だろうか、親鸞上人大師号事件で勅勘を蒙り蟄居されておられたが、天明の帝御即位のお祝いに勅免があった。
おもわずよ恵の露の玉くしげふたたび身にもかかるべしとは
(恵みがふたたびこの身に及ぶとは思いも寄らなかった)
耳袋/仙境異聞/勝五郎再生記聞の現代語訳とか
光胤卿は和歌の聖との名声も高いお方である。宝暦の頃だろうか、親鸞上人大師号事件で勅勘を蒙り蟄居されておられたが、天明の帝御即位のお祝いに勅免があった。
おもわずよ恵の露の玉くしげふたたび身にもかかるべしとは
(恵みがふたたびこの身に及ぶとは思いも寄らなかった)